2021/05/11(火)
あなたの腰痛はどのタイプ?腰痛のタイプを把握しよう!
こんにちは!!
大阪市淀川区の腰痛専門整体院 心粋 -KOIKI-
院長の高場 亮輔(たかば りょうすけ)です。
本日も辛い腰痛でお悩みのあなたに腰痛改善の為の情報をお伝えさせて頂ければと思います。
・朝の起き上がり時や座っていて立ち上がる時にピキッと痛みが走り腰が伸びない・・・
・夕方になると腰が重だるくなってくる・・・
・四六時中、お尻に圧迫されたような痛みが・・・
腰痛は中年以降の疾患に留まらず、近年は運動不足により20代以下にも身近な疾患となっています。
しかし腰痛といっても様々なタイプがあり、対処の仕方も異なります。
腰を構成するどの組織が痛んでいるかが分かれば、行ってはいけない動作や負担の少ない姿勢などの対処が可能になります。
目次
・腰痛のタイプ
・前かがみ時の腰痛
・のけ反った時の腰痛
・骨盤背面の腰痛
・腰痛のタイプまとめ
腰痛のタイプ
どの世代にも起こり得る腰痛ですが、実はその85%が原因不明だとご存じでしょうか?
日本整形外科学会による『腰痛診療ガイドライン』でも明らかな原因がない腰痛の85%は正確な診断が困難であると記載されています。
すなわち腰痛は「原因を特定できる腰痛」と「正確な診断が困難な腰痛」の2つに大別する事ができます。
出典:https://www.jiaikai.or.jp/imamura-general/sports-orthopaedic/rehabilitation/rehabilitation02.html
1:原因を特定できる腰痛(全体の15%)
・椎間板ヘルニア
・脊柱管狭窄症
・腰椎圧迫骨折
・がんの脊椎転移
・大動脈瘤、尿路結石などの内蔵疾患など
2:正確な診断が困難な腰痛(全体の85%)
・前かがみ時の腰痛(筋筋膜性腰痛、椎間板性腰痛)
・のけ反った時の腰痛(椎間関節性腰痛)
・骨盤背面の腰痛(仙腸関節性腰痛)
一般的な腰痛は2を指し、治療施設に行っても「その場しのぎ」になりがちな腰痛です。
今回はこの4つのパターンの腰痛について解説させて頂きますが、共通する事は痛みを出しているのは腰を構成する組織だが、原因は腰ではなく腰以外の関節の動きが悪くなり、その代償として腰椎が動かされ過ぎてしまって引き起っているという事です。
前かがみ時の腰痛
前かがみ時の腰痛は2つの組織からの痛みが考えられます。
筋筋膜性腰痛
背部の背骨の真横を走る筋肉が疲労し起こるいわば「筋肉痛」です。
背骨横の筋肉もいくつか種類がありますがその中でも多裂筋(たれつきん)という筋肉に起こる事が多いです。
重量物を持つ仕事など肉体労働が多い人に起こる腰痛で、腰の重だるさと午前中より夕方に症状が悪化しやすい特徴があります。
出典:https://www.pinterest.jp/pin/412009065890896042/
椎間板性腰痛
前かがみになると背骨の間に挟まっている椎間板に圧力が掛かります。
椎間板か過度に圧迫されたり捻られたりすると外側の繊維輪(せんいりん)という繊維がひび割れてしまう事があります。しかし本来、椎間板には神経が通ってないのでひび割れても痛みを感じる事はないのですが、中年以降になると、人体がその箇所を修復しようとして神経と血管が入り込んできてしまい痛みになってしまいます。
椎間板に圧力が一番かかる姿勢は椅子に座っている時の前かがみ姿勢で、次いで立っている時の前かがみ姿勢になります。
ちなみに、椎間板自体から痛みが出ている物を「椎間板性腰痛」、椎間板が後方に飛び出て後ろにある神経を障害してしまった物を「椎間板ヘルニア」と言います。
出典:https://aobadai-seitai.com/ids.html
のけ反った時の腰痛
椎間関節性腰痛
背骨の後方にある椎間関節が過度に衝突して起きる腰痛でのけ反った時や体を捻った時に痛みを誘発します。
腰が反ってしまっている反り腰の人に起こりやすく、朝、ベッドから起き上がる時や座っていて立ち上がる時のピキッと走る痛みや腰が伸びない痛みが特徴で圧倒的に女性に多いです。
出典:https://imok-academy.com/lumber-facet-joint/
骨盤背面の腰痛
仙腸関節性腰痛
仙骨と腸骨をつなぐ関節を仙腸関節といいます。関節と名前がついていますがほとんど可動性はなく靭帯で強固に固定されている関節になります。
仙骨は背骨と連結されている為、上半身の体重を受け止め、腸骨は足と連結されている為、歩いた時などの地面から突き上げられる力を受け止めています。つまり、仙腸関節は上下からの剪断力(せんだんりょく)を常に受け止めている関節になります。
女性ホルモンは靭帯を緩める作用がある為、産後の女性に多く、歩いている時より長時間歩いた後に痛みが出やすい特徴があります。
出典:seikotuin.com/contents/%E4%BB%99%E8%85%B8%E9%96%A2%E7%AF%80%E7%82%8E/
腰痛のタイプまとめ
一般的には全体の85%を占める「正確な診断が困難な腰痛」ですが適切な箇所への施術を行えば症状は改善します。どのような動きを行ったときにどこに症状が現れるか上記を見て自分の腰痛タイプを確認してみて下さい。
すべての腰痛タイプに言える事ですが痛くなる方向に動かさない事が大事です。
一般的に全体の85%を占め「正確な診断が困難な腰痛」ですが「この腰痛と一生付き合わないといけない」「歳だから仕方がない」と諦めずにどのタイプかを把握し適切な原因箇所に施術を行う事により改善する事が可能ですので「腰痛を改善して人生を楽しみたい!」とお考えであれば是非、整体院 心粋 -KOIKI-にご相談下さい。
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