2021/05/21(金)
寝起きの腰痛予防に効果的な寝方はこれ!
こんにちは!!
大阪市淀川区の腰痛専門整体院 心粋 -KOIKI-
院長の高場 亮輔(たかば りょうすけ)です。
本日も辛い腰痛でお悩みのあなたに腰痛改善の為の情報をお伝えさせて頂ければと思います。
・朝起きようとした時に腰が痛くて伸びない・・・
・寝返りをうった際に腰に痛みが走り目が覚めてしまう・・・
睡眠時の腰痛を訴える方は意外と多く、悩みの種となっています。
本日は睡眠時の腰痛をお持ちの方に効果的な寝方をお伝えさせて頂きたいと思います。
目次
・寝返り時の腰の痛み
・レム睡眠とノンレム睡眠
・交感神経と副交感神経
・寝る時に副交感神経を優位にする方法
・なかなか副交感神経を優位に出来ない方の対処法
・まとめ
寝返り時の腰の痛み
ある研究では寝返りの回数が少ない人は腰痛になりやすいという報告があります。
ではなぜ寝返りの回数が少ないと腰痛になりやすいのでしょうか?
寝返りが少ないという事は長時間、一定の箇所に荷重が掛かり続けている状態という事になります。
寝返りが多い人は少ない人に比べて定期的に荷重が掛かる箇所が変わる為、寝返りが少ない人に比べて一ヶ所に集中する負担を軽減しているという事になります。
また、寝返りをうたずに同じ寝相でいると一定の筋肉だけに負担が掛かりその筋肉が疲労し、縮んで固くなってしまう事も理由に挙げられます。
では、寝返りを多くすれば腰痛予防になる訳ですが、そもそも人は寝ている時に意識的に寝返りなんてできません。
では、人はどのような時に寝返りを行っているのでしょうか?
それはレム睡眠とノンレム睡眠に秘密が隠されています。
レム睡眠とノンレム睡眠
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが簡単にいうとレム睡眠は「脳の一部は起きている浅い眠りの状態」。ノンレム睡眠は脳も休んでいる深い眠りの状態の事で、正常では睡眠時にレム睡眠とノンレム睡眠が90分周期で繰り返され90分の内、75%(約70分ほど)がノンレム睡眠(深い眠りの時)、25%(約20分ほど)がレム睡眠(浅い眠りの時)で睡眠時間を90分で割った回数繰り返される事になります。
では寝返りはいつ起こるのか?
それはノンレム睡眠(深い眠りの時)の時です。
睡眠時にしっかり寝返りを行えている人はこのレム睡眠とノンレム睡眠の周期が規則正しく深い眠りに入れていますが、寝返りが少ない人はレム睡眠からノンレム睡眠にしっかり移行できていない、つまり深い眠りに入れていない状態になってしまっているという事になります。
ではなぜ寝返りが少ない人はレム睡眠からノンレム睡眠に移行できていないのでしょうか?
それは自律神経の働き方に問題があるからです。
交感神経と副交感神経
自律神経とは人の意思とは関係なく主に臓器などを自動的に調整する神経で「交感神経」と「副交感神経」に分ける事ができます。
役割としては
交感神経・・・運動時などテンションを上げる際に活発になる
副交感神経・・・リラックスしたり体を休めたりする際に活発になる
つまりレム睡眠とノンレム睡眠が正しい周期で交互に訪れる状態になるには副交感神経が優位に働いている状態になっている必要があるのですが、寝返りが少ない人は交感神経が優位なまま寝てしまっている可能性があります。
寝る時に副交感神経を優位にする方法
では副交感神経を優位にするにはどうすればいいのか?
ここで副交感神経を優位にする就寝前のルーティーンをご紹介させて頂きます。
・就寝3時間前に夕食はすませておく。
・38°程度のぬるめのお湯で15~30分ほど入浴する
・就寝前に暖かい飲み物(白湯、生姜湯、カモミールティーがおすすめ)を飲む
なかなか副交感神経を優位に出来ない方の対処法
なかなか上記を実践できずにいる方は寝返りが少なくても少しでも腰の負担の少ない寝方をご紹介させて頂きます。
1:横向きで少し腰を丸めて寝る
腰に一番負担の少ない寝方ははこの横向きになります。
少し腰を丸める事により腰が反ってしまう事を防ぐ事ができるので一番おすすめの寝方になります。
さらに膝と膝の間に枕などを挟むと骨盤の捻じれも防ぐ事ができるのでより効果的です。
2:仰向けで膝を立てて寝る
上記で紹介したように腰に一番負担の少ない寝方は横向きですが、今までの癖で横向きは寝にくいと言う方はこの仰向けで膝を立てて寝て寝る寝方を試してみて下さい。
本来、仰向けは足の重みで腰が反ってしまうのでオススメできませんが膝を立てる事によって腰の反りを軽減することができます。
膝の下に大きめの枕や丸めたバスタオルなどを引いてもらうと、さらに効果的です。
まとめ
本日は「寝起きの腰痛予防に効果的な寝方」をご紹介させて頂きました。
この記事を読んでいただいた事でなぜ寝起きに腰が痛むのかが理解して頂けたのではないでしょうか。
寝起きの腰痛を予防するには
・副交感神経を優位にしてノンレム睡眠をしっかり取り、寝返りの回数を多くする事
・なかなか副交感神経を優位にできない方は腰の負担の少ない姿勢で寝る事
を実践して頂ければと思います。
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院長 高場 亮輔
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