2021/05/17(月)
腰痛予防の為の正しい座り方で逆に疲れてしまう人必見!
こんにちは!!
大阪市淀川区の腰痛専門整体院 心粋 -KOIKI-
院長の高場 亮輔(たかば りょうすけ)です。
本日も辛い腰痛でお悩みのあなたに腰痛改善の為の情報をお伝えさせて頂ければと思います。
前回のブログで腰に負担が掛かる座り方と正しい座り方をお伝えさせて頂きました。
前回のブログ「腰痛を引き起こす座り方と正しい座り方!」はこちら
しかし、「正しい座り方を続けていると逆に疲れてしまう・・・」と言う相談を受ける事がよくあります。
そこで今回は正しい座り方を続けるコツをお伝えさせて頂きます。
目次
・正しい座り方のおさらい
・正しい座り方を実践してみよう
・正しい座り方はなぜ疲れるのか?
・正しい座り方を楽に続けるコツ
・正しい座り方のまとめ
正しい座り方のおさらい
前回お伝えさせて頂いた正しい座り方をおさらいしたいと思います。
ずばり正しい座り方とは顎を引き背筋を伸ばして、骨盤が左右水平で座骨で座っている姿勢でしたね!
・できるだけ椅子に深く座る
・骨盤を立てて座骨で座る
・頭が糸で上に引っ張られるイメージで背筋を伸ばす
・肩甲骨同士を寄せて顎を引く
思い出して頂けましたでしょうか?
この正しい座り方は実は、姿勢として正しいのですが悪い姿勢で座り続けてこられた方にとっては「悪い座位姿勢」が当たり前である為、「正しい座位姿勢」を取る事自体が疲れてしまう・・・と言う事がしばしばあります。
それでは実際に「正しい座り方」を実践してみましょう!
出典:https://www.amepla.jp/media/backpain/
正しい座り方を実践してみよう
まず背もたれのない椅子を用意して頂きます。
背もたれのない椅子がない場合でも、その椅子を横向きに使用して頂ければ問題ありません。
次に椅子を壁にピッタリくっ付けて置いて、お尻、背部、頭も壁にピッタリくっ付けて座るだけです。
正しい座り方はなぜ疲れるのか?
上記の「正しい座り方」を実践すると、
・きつい
・疲れる
・長時間、姿勢を保っていられない
と言う方がおられるのではないかと思います。
ですが正直、その意見は間違っていないのです。
そもそも人間は体の構造上、同じ姿勢で座り続けられるように出来ていません。
人間は筋肉や靭帯で姿勢を保っています。
一般的に「悪い座位姿勢」でも「正しい座位姿勢」でも同じ姿勢を続けていると筋肉は固まって疲れてしまいます。
だとすれば「正しい座り方なんてないじゃないの!!!」と言う声が聞こえてきそうですが、それを解決する為の座り方が実はあります!
正しい座り方を楽に続けるコツ
まずはバスタオルを1枚用意して頂いてロール状に丸めます。
続いて、正しい座位姿勢で紹介したようにできるだけ椅子に深く座って下さい。
そして、先ほど用意して頂いたロール状にしたバスタオルを腰に入れて頂ければ完成です。
時々、クッションなどを使用される方がおられますがクッションでは柔らか過ぎてしまうのでバスタオルを使用されるのがおすすめです。
個人の背骨の固さや椅子の形状などがあるのでタオルロールの太さは不快感のない太さに調整して頂ければと思います。
もし、上記で楽じゃないと言う方は、椅子に少し浅めに座り、畳んだバスタオルをお尻に敷いてみて下さい。
膝より股関節が高い位置にあると骨盤が立てやすくなる為、疲れにくいです。
コツは畳んだバスタオルを太ももの裏まで敷いてしまうと膝より股関節が高い位置にならないのでバスタオルを太ももの裏まで敷かない事です。
以上、正しい座り方を楽に続けるコツでしたが、すべての人が楽に座り続けられるわけではありません。上記を試しても楽に座り続けられない方は時々、姿勢の環境をリセットする体操を試してみて下さい。
方法は、丸まった姿勢と正しい姿勢を交互に繰り返すだけです。
この体操のコツは
・骨盤と背骨を上下に伸ばす意識で行って下さい。
・骨盤の動きが重要なので正しい姿勢をする際におへそを前に突き出すイメージで行って下さい。
・頭の位置は上下には動きますが前後にブレないようにして下さい。
・1時間に1回程度、10セット行って下さい。
実際にやってみると分かるかと思いますが意外とこれが難しいです・・・。
はじめから上手くできなくてもいいのですが、骨盤をしっかり動かす意識で行って下さい。
慣れてくれば作業を行いながらでもできるようになりますので是非続けてみて下さい。
ちなみにこの動きは腹部の筋肉を使用するのでお腹周りのシェイプアップにも効果が期待できます。
正しい座り方のまとめ
正しい座り方のおさらい
・正しい座り方は結構疲れる。
正しい座り方を実践してみよう
・実践してどれ位疲れるかを確かめてみて下さい。
正しい座り方はなぜ疲れるのか?
・人間は同じ姿勢でい続けると筋肉が固まってきてしまう。
正しい座り方を楽に続けるコツ
・椅子に深く座ってロール状にしたバスタオルを腰に入れる
・膝より股関節が高くなるようにお尻にだけ畳んだバスタオルを敷く
・それでも疲れる場合は座位姿勢をリセットする体操を行う。
いかがでしたか?
ここまで、正しい座位姿勢を続けるコツをお伝えさせて頂きましたが、正直、私たちの体は静止し続ける為に出来ておらず、動く為にあります。
本来であれば一番良いのは座り姿勢が1時間続けば5分程度は椅子から立ち上がって背伸びをしたり歩き回って頂くのが理想です。それが難しければ上記で少しでも体に負担の少ない座り方を実践してみて下さい。
腰痛
慢性腰痛
座骨神経痛
ぎっくり腰
椎間板ヘルニア
脊柱管狭窄症
腰椎すべり症
分離すべり症
産後の腰痛
圧迫骨折
諦めないで下さい!
大阪市淀川区の腰痛専門整体院 整体院 心粋 -KOIKI-
大阪府大阪市淀川区塚本6-11-15
院長 高場 亮輔
ご質問等、お気軽にご連絡下さい
新しい記事
以前の記事