2021/05/13(木)
腰痛を引き起こす座り方と正しい座り方!
こんにちは!!
大阪市淀川区の腰痛専門整体院 心粋 -KOIKI-
院長の高場 亮輔(たかば りょうすけ)です。
本日も辛い腰痛でお悩みのあなたに腰痛改善の為の情報をお伝えさせて頂ければと思います。
・長時間座っていると腰が重だるくなる・・・
・椅子から立ち上がる際に腰に痛みが・・・
日本人の1日の座位時間は7~8時間で世界でもトップレベルとなっており、座り方が悪いと体の各所に悪影響を及ぼしてしまします。その中でも腰は骨盤に支えられている為、最も座り方の影響を受けやすい部位の1つだと言えます。
これから5つの腰痛を引き起こす座り方と正しい座り方をお伝えさせて頂きますので、マスターして辛い腰痛から解放されましょう。
目次
・腰痛を引き起こす座り方
①足を組んで座る
②背中を丸めて座る
③顔を下に向けて座る
④浅くもたれ掛かって座る
⑤モデルのように座る
・正しい座り方
・正しい座り方まとめ
・正しい座り方を続ける為には
①足を組んで座る
足を組む事により骨盤の傾きに左右差が生まれ歪みます。
骨盤が傾いて歪むとそれを補正しようとして腰に負担が掛かり腰痛になってしまいます。
足を組む理由としては座っている時の重心を体の中心ではなく左右どちらかに掛けてしまっていて、それに対してバランスを取るために足を組むと言う事が挙げられます。
出典:https://exgel.jp/jpn/column/036/
②背中を丸めて座る
長時間パソコンやスマホなどを使用していると目が疲れて自然と顔を画面に近づけた姿勢になってしまいます。
この姿勢は顔と肩が前に出るので首の痛みや頭痛、肩こりも引き起こしやすい姿勢となります。
出典:https://www.konicaminolta.jp/business/solution/space-design/blog/?p=599
③顔を下に向けて座る
ちょうどスマホを見ている状態の姿勢です。
②と同じく腰だけでなく首にも負担が掛かります。
近年では長時間この姿勢でスマホを使用し、首に痛みが出たものを「スマホ首」と言い、ストレートネックの原因にもなります。
ちなみにこの姿勢での首の負担は通常時の3~4倍と言われています。
出典:https://ameblo.jp/wemias/entry-12326042782.html
④浅くもたれ掛かって座る
椅子のふち付近にお尻を置いて背もたれに寄りかかる様に座る座り方です。
通常、腰椎は前に弧を描くカーブになっていますが。この座り方は腰椎をそれと逆方向に誘導してしまうので腰に負担が掛かる非生理的な座り方と言えます。
出典:https://tential.jp/journals/waist/backache/003
⑤モデルのように座る
椅子に浅く、背筋を伸ばして座る座り方です。
背筋を伸ばし過ぎて反り腰になってしまい腰痛になってしまいます。
出典:https://exgel.jp/jpn/column/headposition/
正しい座り方
ずばり正しい座り方とは背筋を伸ばし、顎を引き、骨盤が左右水平で骨盤を立てて座る座り方の事です!
骨盤の左右差をなくすには足を組まずに体の真ん中に重心を落として座ります。
出典:https://www.bcs-hot.com/2020/07/22/1013/
骨盤を立てて座る?
これを意識するのがなかなか難しいのですが「骨盤を立てて座る」とは「座骨で座る」と言う事です。
座骨で座る?
余計に混乱してしまいましたね。
では分かりやすく座骨での座り方を説明させて頂きます。
出典:https://note.com/jzyss/n/nb178980c266e
座骨で座るには座骨の位置が分からなければいけません。
そこでハンドタオルを使用して座骨の位置を意識してもらいます。
ハンドタオルをくるんで玉にします。その玉を会陰部(肛門の1センチ位前)に敷いて、そのハンドタオルの玉に体重がしっかり掛かる位置を探して下さい。
そう!その位置です!その位置が骨盤が立って座骨で座っている姿勢になります。
ちなみにこの骨盤を立てた姿勢で足を組んでみて下さい。
組めませんよね!
そうなんです。骨盤を立てた姿勢では足を組む事ができないんです。上記で「足を組んではいけない」と書きましたが、実は足を組む事が悪い訳ではなく足を組める骨盤の位置で座っている事自体が悪い座位姿勢だと言う事です。
出典:https://www.amepla.jp/media/backpain/
正しい座り方まとめ
・できるだけ椅子に深く座る
・骨盤を立てて座骨で座る
・頭が糸で上に引っ張られるイメージで背筋を伸ばす
・肩甲骨同士を寄せて顎を引く
正しい座り方を続ける為には
正しい骨盤の位置で座っていたとしても、長時間同じ姿勢が続くと同じ場所に常に荷重が掛かってしまうのでお尻が痛くなってきてしまいます。すると人は無意識に荷重面を変えようとするので再び腰に負担の掛かる座り方になってしまいます。
できるだけ正しい姿勢で座り続けるには荷重が掛かっている場所の負担を減らす事が重要になります。
例えば柔らかいクッションを敷くと過重を分散させる事ができます。
いかがでしたか?このように腰痛をお持ちの方が腰の治療をいくら行ってもその原因が座り方にあった場合、原因を解決しないと再発を繰り返す事になってしまいます。
だからこそ腰痛になる前に、あるいは軽い腰痛のうちに骨盤を立てて腰に負担の少ない座り方を身に付けて頂ければと思います。
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院長 高場 亮輔
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